クレジットカード審査時には在籍確認は必須?どんな人に電話が来る?

クレジットカードに申し込んだ際、勤務先などへの在籍確認というものがあります。

在籍確認はカード会社によってカードに申し込んだ人がちゃんとその会社にいるのか、年収はどうかなどを確認するためにされるものです。

ですがカードに申し込んだことをあまりバレたくない…・説明が面倒など在籍確認はできれば避けたいという気持ちもありますよね。

今回は在籍確認は絶対にあるものなのか、在籍確認を避けることはできるのか、などを解説します!

クレジットカードの審査時は必ず在籍確認の電話が勤務先に掛かってくる?

最初に結論を言ってしまうと、クレジットカードの在籍確認は絶対に行われるわけではありません!

カード申し込みのたびに毎回電話が掛かってくる人もいれば、かなりの数に申し込んでも電話が掛かってきたことがない人もいます。

この掛かってくる人・掛かってこない人の違いは、確実ではありませんが傾向はあるので、次の項目でそのあたりを解説しますね!

kitamura
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ちなみに私も数十枚とクレジットカードに申し込んできましたが、在籍確認の経験は1度しかありません。

よほど問題がなければ在籍確認を省略するカード会社も多いと言えるのではないでしょうか。

クレジットカードの在籍確認の電話が掛かってきやすい人・きにくい人の違いとは!

在籍確認されやすい人・されにくい人にはそれぞれ特徴があります。

それぞれの特徴について順番に見ていきましょう!

在籍確認の電話が掛かってきやすい人の特徴

在籍確認がされやすい人の特徴
  1. クレカの支払いなどを滞納している・したことがある
  2. 現在の借金残高が多い
  3. カードの利用など広い意味での借金歴が一切ない
  4. 今の勤務先での勤続年数が短い(1年未満など)
  5. 転職が多く勤務先が安定しない

クレジットカードの在籍確認がされやすい人は、簡単に言うとカード利用額をちゃんと返済してくれるか不安…とカード会社に思われる要素を持つ人です。

カード会社からすると使った分を支払ってもらえないと損してしまいますからね。

具体的には主に上のような特徴を持っている人で、カード会社は審査の際に申し込みした人の信用情報を見ることができます。

クレジットカードの利用など借金に関する取引は全て信用情報機関に記録されている=クレヒスが積み上がる

信用情報機関名 加盟する金融機関・業界など
CIC
(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
  • クレジットカード発行会社
  • 信販会社
  • リース会社
JICC
  • 信販会社
  • 消費者金融系
JBA
(全国銀行協会)
  • 銀行・信用金庫
  • 銀行系発行のクレジットカード

実はクレジットカードの利用・ローン・携帯電話の分割払いなど広い意味でのお金を借りる行為・分割払い全般の取引履歴は、全て信用情報機関というところに記録されています。

日本では3つの信用情報機関があり、どの業界がどの機関に加盟しているかは上の表のとおりです。

そしてこれらの機関に信用情報というのは、カード会社はクレジットカードに申し込みがあったらこの記録された取引情報を確認することができます。

この積み上げられたカード・ローンなどの利用実績のことはクレジットヒストリー(クレヒス)と呼ぶのが一般的です。

カード会社はクレヒスを確認することで、

  • カードの支払いに遅れがないか・なかったか
  • 今現在の借金額はいくらか
  • 今の勤務先の勤続年数は何年か

といった情報を全部確認できてしまうんですね。

なのでクレヒスを確認されて支払い能力に疑問を感じたら審査落ちにする・審査落ちにするほどでなければ在籍確認するといった感じになります。

30代以上でクレジットカードの利用などが一切ない場合も在籍確認されやすい

上でクレヒスについて触れましたが、中にはカード・ローンなどの利用が一切ない人もいます。

そういった人のクレヒスに何の記録もされていない人は、30代以上だと在籍確認されやすいかもしれません。

どうしてかというと、社会に出てある程度の年齢になった人がカード・ローンなどの利用が一切ないのは不自然だとカード会社に思われるから。

実はクレヒスがない人というのは、

  1. 本当にカード・ローンなどを利用したことない人
  2. 以前カードなど使っていたが自己破産などの金融事故などで使えなくなった人

の2パターンが存在します。信用情報機関にはおおむね最長5年経つと金融事故の情報が消えるので、カード会社はの人をできるだけ避けたいんですね。

ですがクレヒスが真っ白だと上のどちらに該当するかがわからないので、警戒感を持たれて在籍確認されやすい可能性があります。

※金融事故については以下の記事でもご紹介しているので、必要ならそちらも見てみてください。

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在籍確認の電話が掛かってきにくい人の特徴

在籍確認がされにくい人の特徴
  1. カードの利用歴(クレヒス)に支払い滞納などの問題がない人
  2. 借金がない人
  3. 今の勤務先での勤続年数が長い人
  4. 学生・アルバイト・派遣社員など

在籍確認されにくい人の特徴は、簡単に言えば在籍確認されやすい人とは真逆の特徴を持っている人です。

要は「この人なら確認するまでもなくちゃんと支払いをしてくれそうだな」とカード会社に判断されるということですね。

クレヒスが良好・借金がない・勤続年数が長いという人というのは、収入の安定という面でカード会社にかなりの好印象です。

ただそれ以外に、学生・派遣社員の人という本人の収入面の安定とはやや異なる理由で在籍確認されにくい場合もあります。

この学生・派遣社員の人という2パターンについてはもう少し詳しく触れておきますね。

学生の人…大学などに通えていること自体が親の収入の証明になる

学生の人がクレジットカードに申し込むと、多くの場合は在籍確認がありません

どうしてかというと、大学など学校に通えている事実が親にちゃんと収入があることを証明しているから。

その経済力を在籍確認しなくても判断できるということですね。

kitamura
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ただし申し込んだ人が未成年の場合、保護者にあたる親もカードを作る同意が必要です。

なので学生本人ではなく親に同意の確認電話は来る可能性があります。

アルバイトの人…個人情報保護の観点で勤務先が在籍確認を拒否する可能性が高い

アルバイト(パートも含む)の人の場合、わざわざ在籍確認がある可能性は低いです。

現在では個人情報保護の取り扱いが厳しいので、勤務先に在籍確認を拒否される可能性が高いからですね。

カード会社もそのような事情は十分わかっています。

kitamura
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ちなみに学生さんがアルバイトしている場合、申し込みの際は「学生」で申し込んだほうがいいでしょう

学生の身分のほうが在籍確認されにくいですし、審査の通りやすさも親の経済力・将来性込みで判断されるのでカードが作りやすいです。

派遣社員の人…個人情報保護・登録者が多すぎるなどから派遣会社が在籍確認を拒否している

派遣社員の人も現在は在籍確認されない可能性が高いです。

理由はアルバイトの場合と同じく、派遣会社が個人情報保護を理由に在籍確認を拒否するから

このあたりはカード会社も把握しているので、わざわざ在籍確認をしようとはしない傾向があります。

また派遣会社は数千人・数万人といった個人情報を扱っているので、在籍確認が負担になるから拒否するという側面もあるようですね。

kitamura
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ただし在籍確認が拒否されると、在籍確認できれば審査に通るギリギリラインの人が審査に通らなくなるかもしれないというデメリットもあります。

クレジットカードの在籍確認がされにくくするためにできる4つのポイント!

クレジットカードの在籍確認は普通に行われることなので、勤務先にバレることなどを過剰に気にしなくて大丈夫です。

それでも在籍確認がないほうが周囲に気を遣う必要もないので、できれば避けたいかもしれません。

ここではできるだけ在籍確認が行われる確率を低くするためにできることを4つのポイントでご紹介します。!

クレジットカードなどの良好な利用実績を積む

クレジットカード・ローン・携帯電話の分割払いなど、広い意味で借金にあたる取引は全て信用情報機関という機関に記録されることは上でも少し触れました。

一般的にそういった利用実績を積み重ねることを「クレヒス(クレジットヒストリー)」といいますが、良好なクレヒスを積み重ねると在籍確認の確率が下がります

具体的には、

  • クレカの支払い・ローンの支払いなどを絶対に遅れない
  • 借金の残高をより少なくする

といったことを年単位で続けると、「この人はちゃんと使ったお金を返済できる人なんだ」とカード会社に思ってもらいやすいということですね。

時間は掛かりますが、社会的な信用の向上にもつながるので良好なクレヒスは積み上げて損はありません!

1つの勤務先に長く勤務する

申し込みの際に申告した勤務先に数年以上の長い期間続けて勤務していると、在籍確認はされにくいと言われています。

これは勤務年数が長いほど、将来的にも収入が安定すると判断してもらえるから。

収入が安定するということはカード利用額の支払い遅れも起きにくいと考えられるので、カード会社にはすごく好印象です!

kitamura
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逆に転職を繰り返す・勤務年数が短いなどの場合は、在籍確認される確率は上がります。

やはり収入の安定性に疑問を持たれるから、ということですね。

クレジットカードの申し込みが多い春先に申し込む

クレジットカードの申し込みが多い時期に申し込みをすると、在籍確認はされにくいと言われています。

一般的に新社会人・新入学生などの新生活が始まる春先はクレジットカード申し込みも多いです。

カード会社からすると多数の申し込み件数をさばく関係で審査の負担も大きくなるので、在籍確認をどうしても妥協する可能性が高くなります。

なので在籍確認を避けたいなら春先にクレジットカードを申し込むのがおすすめです!

在籍確認が少ないと言われる審査が甘めのカードに申し込む

審査が甘いと言われるクレジットカードは在籍確認をすることも少ないと言われています。

できるだけ多くの人に持ってほしい・発行枚数を稼ぎたいと考えているカードは、どうしても審査が甘くなりがち。

  • 年会費無料のクレジットカード
  • 年齢以外の申し込み条件がないクレジットカード
  • 発行枚数が多いことをアピールしているクレジットカード
  • ショッピングモールなどが発行しているクレジットカード
  • 即日発行が可能なクレジットカード

とこのようなクレジットカードは在籍確認を省略する傾向があるということですね。

ここからは在籍確認される可能性が低いと思われるおすすめカードを2枚ご紹介します!

※以下の記事でも審査が甘めのクレジットカードをご紹介しています。

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楽天カード

国際ブランド VISA/MasterCard/JCB/AMEX
年会費 永年無料
基本還元率 1.0%
還元ポイント 楽天ポイント
申し込み資格 満18歳以上(高校生は除く)

テレビCMも多くやっていて有名な楽天カードは、審査が通りやすいと言われています。

8秒に1人が申し込む」と発行枚数をアピールしているので、審査も簡易的で在籍確認は少なめと考えていいでしょう。

カードのスペックを考えても、基本還元率が1%というのはどこで使ってもお得な汎用性があり、クレカ最初の1枚にもおすすめです。

審査が心配な場合はまず申し込んでみるといいでしょう。

kitamura
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ちなみに私も楽天カードを作りましたが、在籍確認はされませんでした。




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エポスカード

国際ブランド VISA
年会費 永年無料
基本還元率 0.5%
還元ポイント 楽天ポイント
申し込み資格 国内在住で電話連絡のとれる満18歳以上(高校生は除く)

エポスカードはデパートのマルイ発行のクレジットカードです。

このカードは即日発行もでき、専業主婦・学生などでも審査に通りやすいと言われています。

ポイント還元率は上でご紹介した楽天カードと比べると劣りますが、マルイを中心にお得な特典があるのでおすすめです!




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クレジットカードの在籍確認の電話で聞かれる内容は?どんな流れで行われる?

クレジットカードの在籍確認は、簡単に言うと勤務先に電話が掛かってくるだけです。

電話の際にどのように名乗るかはカード会社次第ですが、例をあげると

  • 〇〇(個人名)ですが、鈴木さんはいらっしゃいますか?
  • (カード会社名)ですが、鈴木さんはいらっしゃいますか?

と個人名で名乗るかカード会社で名乗るかの2パターンあります。

kitamura
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勤務先としても在籍確認自体は経験しているところが多いと思うので、そこまで心配しなくてもいいかもしれません。

それでもあらぬ疑いを掛けられるのが心配なら勤務先(電話を取る機会が多い人)に「カードに申し込んだので在籍確認があるかもしれません」と伝えておくのも手です。

そして電話に掛かってきた際、申し込みをした本人が電話に出られる場合・出られない場合があるので、それぞれのパターンについてご紹介しておきますね。

カードに申し込みした本人が電話に出られる場合

在籍確認の電話があった際に、本人が電話に出られる場合はカード会社の人と少し話をします。

聞かれる内容はごく一般的な個人情報で、

  • 氏名
  • 生年月日
  • 自宅の住所

とこのくらいです。特に突っ込んだ質問をされることはまずありません。

カードに申し込みした本人が不在・用事で電話に出られない場合

在籍確認の電話の際にもし不在・用事などで申し込みした本人が電話に出られなくても特に問題ありません

なぜなら電話を取った人が「今は不在です・用事で手が離せません」などと回答すれば、その勤務先が正しいことを証明できるから。

在籍している事実を確認できた時点で、その後は再度電話は来ない・折り返し掛け直す必要もない場合がほとんどです。

kitamura
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ただし一部審査が厳しめのカード会社の場合、本人と直接話せるまで掛け直しされる場合もあります。

クレジットカードの在籍確認があったら審査はほぼ通ったと考えていい?

在籍確認=審査に通った、とははっきりとは言えません。あくまでもカードの審査に通ったと通知があるまでは分からないですね。

ただ在籍確認がされたら、高確率でクレジットカードの審査に通ったと考えることはできます。

なぜかというと、在籍確認は一般的にクレジットカード審査の最終段階と言われてるため。審査の流れとしては、

①機械による自動審査 申し込み時に入力された年収・預金額・資産などで自動的に審査をし、カードの基準未満だと自動的に足切りをする。
②信用情報機関への情報照会 クレジットカード・ローン・携帯電話の分割払いなどの利用歴を記録する信用情報機関に申し込み者の利用歴を照会する。

もし過去の支払い滞納、自己破産などの金融事故、高額な借金残高などの記録があると審査落ちになる。
③勤務先への在籍確認 カード会社が申し込み時に入力した勤務先にちゃんと在籍しているのかを電話などで確認する。

本人が不在でも在籍している事実を確認できればOK

といったものが一般的です。つまり在籍確認まで進んでいる時点で、その前段階には問題なかった、もしくは在籍確認できれば審査に通すつもりと判断されているということですね。

クレジットカードの在籍確認に関するQ&A

クレジットカードの在籍確認の電話は勤務先にバレる?

在籍確認の電話が勤務先に掛かってくる以上、バレる可能性はあります。バレやすい例としては、

  • カード会社が個人名しか名乗らない
  • 非通知で電話を掛けてきた
  • ナンバーディスプレイで電話を掛けてきて電話番号で推測される
などがあげられます。

在籍確認を拒否することはできる?無視してもいいの?

在籍確認はカード会社の審査の一環として行われています。

基本的には拒否してしまうと審査に不利になる可能性があるので、事実上拒否できないと考えていいでしょう。

審査とは言っても名前・生年月日など基本的なことをサッと聞かれるだけなので、電話があった場合は素直に対応するのがおすすめです。

クレジットカードの在籍確認に関するまとめ!

この記事のまとめ
  • 在籍確認は申し込んだカード・申し込んだ人の信用度などであるなしが変わる
  • 信用度が高い安定した職業の人にはあまり在籍確認されない
  • 転職が多い・カードの利用歴が悪いなどマイナスな要素があると在籍確認されやすい
  • 勤務先に電話が掛かってきたら本人が出ても不在の場合でも在籍の事実が確認できればOK

今回はクレジットカードの在籍確認のあれこれについてご紹介しました。

現在では審査が高速化していると言われており、勤務先に電話で在籍確認があるケースは少ないといっていいでしょう。

とはいえカードの支払い滞納など利用歴が悪い・転職が多いなど支払い能力が不安定と見なされると在籍確認はされやすくなります。

在籍確認は特に恥ずかしいことではありませんが、避けたい場合はカードの良い利用歴を積み上げる・勤続年数を長くするなどが堅実な方法です。

またカード申し込みが多い春先に申し込む・審査が甘めのカードに申し込む(楽天カードなど)といった工夫もありですね。


クレジットカードの在籍確認の解説をもう一度見る