カードが使えない!?中国の支払い事情やおすすめクレジッドカード解説!

海外旅行・出張などで、中国に行く人は結構多いのではないでしょうか。

海外は日本よりもキャッシュレス決済が浸透しているところも多いですし、世界シェアが高いVISA・MasterCardのカードを持っていくと大体対応できるでしょう。

しかし中国のクレジットカード事情・キャッシュレス事情は、日本・世界と比べてかなり特殊なものになっています。

今回はそんな中国でのクレジットカード事情の特徴や、日本で用意できる中国向けのクレジットカードなどをご紹介していきますね!


日本で作れる銀聯ブランドのクレジットカードを今すぐ見る

まずは確認!中国のクレジットカード事情やキャッシュレス事情について

それではまず、中国のクレジットカード・キャッシュレス事情がどうなっているのかについてご紹介します。

中国は都市部・観光地・内陸部などで決済事情そのものが大きく異なっていることが多いので、向かう先に応じて決済手段の使い分けが必要なことも。

上に4つの決済情報をあげたので、順番に見ていきましょう!

中国国内での店頭支払いは銀聯(UnionPay)ブランドのシェアが圧倒的!

国際ブランド 中国での使い勝手 世界全体での使い勝手
銀聯(ぎんれん/UnionPay)
VISA
MasterCard
JCB

中国で広く使われている国際ブランドは、銀聯というブランドです。最近は日本でも観光客向けに対応しているお店も増えました。

銀聯は「ぎんれん」と読み、英語では「UnionPay(ユニオンペイ)」とも呼ばれていて、中国人民銀行系の決済サービス会社が運営するブランドです。

銀聯ブランドのカードは、

  • お店の決済手数料がVISA・MasterCardに比べて圧倒的に安い
  • 中国のお金「人民元」はニセ札が出回っており現金への信用が低い

などの理由から、VISA・MasterCardと比べても圧倒的シェアになっていると言われています。

北京・上海・香港などの都市部ではVISA・MasterCardも普通に使うことができますが、銀聯ブランドにのみ対応している店舗も多いです。

なので中国に旅行・出張に行くなら銀聯ブランドのカードは1枚くらいあったほうが便利でしょう。

kitamura
kitamura
ちなみに中国の人が使っている銀聯カードは、クレジットカードではなくデビットカードがほとんどと言われています。

都市部・ネット通販などはVISA・MasterCardが強い…銀聯ブランドとの2枚持ちがおすすめ!

主に使うシーン
銀聯(UnionPay)ブランド

  • 中国内のお店での決済
VISA・MasterCardブランド

  • ホテルのチェックイン
  • 中国内のネット決済
  • 中国内でのキャッシング
  • QRコード決済へのチャージ

上で中国では銀聯ブランドが圧倒的シェアというお話をしましたが、銀聯はお店での決済に特化していると言われています。

ホテルのチェックインの際のデポジット(保証金)・ネット通販・キャッシングなどはVISA・MasterCardのほうが優れている点もアリ。

なので中国に持っていくカードは銀聯ブランドだけではなく、VISA・MasterCardブランドとの2枚持ちがおすすめ!

QRコード決済も広く普及している…「Wechatpay」「Alipay」が主流

日本人が使える? 1日の決済上限額 チャージ上限額
(観光・ビジネス向け)
ダウンロード
Alipay
(アリペイ)
500元/約7,500円 2,000元/約30,000円
WeChatPay
(ウィーチャットペイ)
500元/約7,500円 2,000元/約30,000円

中国で銀聯ブランドのカードとともに広く使われているのが、日本でいうPayPay(ペイペイ)・楽天ペイなどのQRコード決済です。

上にあげた「Alipay(アリペイ)」「WeChatPay(ウィーチャットペイ)」の2大QRコード決済が対応店舗が多く使いやすくなっています。

これらのQRコード決済は元々中国人民銀行の口座を持っていないと使えなかったのですが、2019年から日本を含む観光客向けにクレジットチャージにも対応しました。

ただWeChatPayはパソコン経由でのチャージしかできず難しいため、Alipayのほうが日本人なら使いやすいと思います。

都市部・観光地以外では現金しか使えないケースがある…空港・ホテルなどでキャッシングが便利

中国は広くキャッシュレス決済が浸透していますが、北京・上海・香港などの都市部、観光地など以外ではまだ現金しか使えないケースもあります。

そのため現金も少額ですが持ち歩いたほうがいいでしょう。

もし現地で現金が必要になった場合でも、空港・ホテルなどのATMではクレジットカードを使ってキャッシングを利用することが可能です。

ATMではVISA・MasterCardなど主要な国際ブランドのカードがキャッシング対応しています。

中国でクレジットカードを使う際の2つの注意点!

中国でクレジットカードを使う際に、注意しておきたいポイントがあります。

上に2つあげたので、それぞれ順番に見ていきましょう!

海外利用時に手数料が掛かる…銀聯カードでは2.5%程度

ブランド 海外決済時の手数料
銀聯(UnionPay)ブランド

2.5%
VISA・MasterCardブランド

2.2%
三井住友銀聯カード・三井住友カードの海外手数料。

中国に限った話ではありませんが、クレジットカードは海外で利用する際に、決済額に応じて海外手数料が発生します。

海外手数料はカード会社などによって異なりますが、大体1.5~3%程度が多いです。

銀聯カードの場合は日本で発行できるものに関しては海外手数料2.5%となっています。

中国での暗証番号は4桁ではなく6桁になる

日本を含む世界中のクレジットカードはほとんどの場合、暗証番号は4桁になっています。

しかし中国では暗証番号が6桁なことがほとんどで、4桁のままでは支払うことができません。

そのため中国でクレジットカードを使う際は、暗証番号4桁の頭か後ろに「00」を足して6桁にして入力することになります。

例えば日本で暗証番号が「0123」の場合、

  • 頭に00を付け足す…「000123」
  • 後ろに00を付け足す…「012300」

とこのように入力すればOK。

「00」を頭・後ろのどちらにつけるかはカードによって決まっていることが多いので、その場合は指示に従いましょう。

kitamura
kitamura
ちなみに銀聯カードを使う場合、暗証番号と一緒にサインも求められることがほとんどです。

必ずカードの裏に書いたサインと同じものを書きましょう。

日本で作ることができる銀聯クレジットカードは2社・3種類しかない!

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カード名 セットで必要なカード 海外手数料 年会費 発行手数料 ポイント還元率
おすすめ!
三井住友銀聯カード

日本で唯一単独発行可能
2.5% 永年無料 無料 0.5%
(Vポイント)
ANA銀聯カード
  • ANA VISAカード
  • ANA マスターカード
  • ANA VISA Suica カード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
  • ANA VISA nimocaカード
2.5% 永年無料 無料 0.5%
(Vポイント)
MUFG銀聯カード
  • MUFGカード
    提携会社発行のMUFGカードは対象外
2.5% 永年無料 1,100円
(家族会員用は330円)
0.2%~0.4%
(グローバルポイント)

2020年現在、日本で銀聯ブランドのクレジットカードを発行しているのは、三井住友銀行三菱UFJニコスの2社しかありません。

上にあげた3枚のうち、三井住友銀聯カードANA銀聯カードの2枚が三井住友銀行発行、MUFG銀聯カードが三菱UFJニコス発行です。

3枚とも海外手数料(海外で決済したときに決済額に掛かる手数料)は2.5%で、年会費無料は共通しています。

しかし特定のメインクレジットカードとセットで持たないといけないなど縛りがある銀聯カードもあるので、そのあたりは使い勝手に影響するかもしれません。

このあと3枚の銀聯クレジットカードの詳細をご紹介しますね!

日本で作れる銀聯ブランドのクレジットカード3種類をおすすめ順にご紹介!

それでは日本で作ることができる銀聯ブランドのクレジットカード3枚の詳細をご紹介します。

おすすめ順にしているので、順番に見ていきましょう!

三井住友銀聯カード

セットで必要なカード
(日本で唯一単独で作れる銀聯カード)
海外手数料 決済額の2.5%
年会費 永年無料
発行手数料 無料
基本還元率 0.5%
還元ポイント Vポイント
申込資格 満18歳以上の方(高校生は除く)

日本で作れる銀聯ブランドのカードで一番手軽に作れるのが、三井住友銀聯カードです。

このカードは他2枚の銀聯カードが別のメインカードが必要なのに対して、日本で単独で申し込みができる唯一のカードとなっています。

発行手数料無料・年会費無料なので、気軽に申し込むことが可能です。

また銀聯ブランド以外に2枚持ち用のVISA・MasterCardブランドのカードも自由に選べるので、手持ちのVISA・MasterCardブランドのカードが使えます!

新たに高還元率のVISA・MasterCardブランドのカードを作るなら、以下のカードが作りやすくおすすめです。

おすすめカード
↓タッチで詳細へ
選べるブランド 還元率 還元ポイント 年会費
楽天カード
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • American Express
1% 楽天スーパーポイント 永年無料
dカード
  • VISA
  • MasterCard
1% dポイント 永年無料
Orico Card THE POINT
  • MasterCard
  • JCB
1% オリコポイント 永年無料
リクルートカード
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
1.2% リクルートポイント 永年無料

また同じ三井住友銀行が発行する三井住友カードも還元率0.5%ですが汎用性が高いです。




詳細を見る


公式HPを見る



ANA銀聯カード

セットで必要なカード
  • ANA VISAカード
  • ANA マスターカード
  • ANA VISA Suica カード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
  • ANA VISA nimocaカード
海外手数料 決済額の2.5%
年会費 永年無料
発行手数料 無料
基本還元率 0.5%
還元ポイント Vポイント
申込資格 満18歳以上の方(高校生は除く)

銀聯カードでANAマイルを貯めるなら、ANA銀聯カードがおすすめです!

5種類のANAカードを持っている、または新規にANAカードに申し込む人なら作ることができるので、ANA銀聯カード単独で作ることはできません。

このカードは還元率0.5%(200円につき1ポイント)のVポイントが貯まりますが、貯まったポイントは1ポイント=1マイル優遇レートが適用されます

三井住友銀聯カードに比べてネックになるのは、ANAカードがメインカードとして必要な点。

カード名 ブランド 年会費
ANAカード
  • VISA
  • MasterCard
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:2,200円(税込)
ANA VISA Suicaカード
  • VISA
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:2,200円(税込)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
  • MasterCard
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:2,200円(税込)
ANA VISA nimocaカード
  • VISA
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:2,200円(税込)

とこのような感じで2年目以降は年会費が掛かるので、年会費以上のメリットが受けられるかどうかを考慮したほうがいいかもしれません。

どのANAカードも銀聯カードとセットで2枚持ちしたいVISA・MasterCardブランドなので、特に悩まず中国に持っていくことができます。


ANA銀聯カードの公式HPを見る

MUFG銀聯カード

セットで必要なカード MUFGカード
提携会社発行のMUFGカードは対象外
海外手数料 決済額の2.5%
年会費 永年無料
発行手数料
  • 本会員用:1,100円(税込)
  • 家族会員:330円(税込)
基本還元率 0.2%~0.4%
還元ポイント グローバルポイント
申込資格 原則として18才以上で安定した収入のある人、または18才以上で学生の人(高校生を除く)

三井住友銀行以外の銀聯ブランドのカードが、三菱UFJニコスが発行するMUFG銀聯カードです。

このカードを作るには三菱UFJニコスが直接発行するMUFGカード各種とセットで作ることが条件で、提携会社発行のMUFGカードでは作れません!

MUFG銀聯カードは海外利用時の還元率が通常0.2%~0.4%の2倍になるのが大きな特徴です。

MUFG銀聯カードの色は、メインカードが一般グレードならシルバー、ゴールドカード以上ならゴールドになります。

三菱UFJニコス直接発行のMUFGカードは10種類以上ありますが、一例をあげると、

カード名 ブランド 年会費 グレード 銀聯カードの色
MUFGカード スマート
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • AMEX
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:1,100円
一般 シルバー
MUFGカード ゴールド
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • 初年度:無料
  • 2年目以降:2,095円
ゴールド ゴールド
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • AMEX
  • 22,000円
プラチナ

とこのような感じで銀聯カードの色が決まっています。

難点としては、MUFG銀聯カードの発行には本会員用1,100円/家族会員330円と有料、メインのMUFGカードも年会費が掛かるなど、三井住友銀聯カードと比べるとちょっと縛りが多いのが気になるかもしれません。


MUFG銀聯カードの公式HPを見る

銀聯クレジットカードが作れない人にはプリペイド式の「NEO MONEY」がおすすめ!

NEO MONEY(ネオマネー)
国際ブランド 銀聯(UnionPay)
年会費 永年無料
基本還元率
還元ポイント
申込資格 13歳以上の人
利用範囲 海外専用
手数料
海外サービス利用 4%
海外ATM手数料 200円
払戻し手数料/ATM引出手数料 500円(税抜)
チャージ可能額
1日あたり 100万円
ATM1回あたり 10万円
年間チャージ可能額 1,500万円
ショッピングの利用可能額
1回あたり/1日あたり 100万円
年間 1,500万円
海外ATMでのお引出し可能額
1日あたり 15万円
1日あたり 100万円
年間 1,500万円

日本で作れる銀聯ブランドのカードはほぼクレジットカードなので、クレジットカードが作れない場合は銀聯カードを持つのが難しいです。

例えば18歳未満の人クレジットカードの審査に通らない人などですね。

その場合は、クレディセゾンが発行するプリペイド式銀聯カードの「NEO MONEY」が検討の余地アリです!

このカードは13歳以上で作れて、かつプリペイド式のため無審査で作ることができます。

使うには事前に入金が必要ですが、銀行振込のほかセブンイレブンなどのコンビニATMでも入金できるので、日本国内で入金は比較的簡単です。

中国国内での入金が難しい・決済手数料が掛かる・日本国内では使えないなど難点はありますが、最短3日くらいで簡単に作れるので銀聯クレジットカードの代わりとしておすすめ!


NEO MONEYの公式HPを見る

中国で使えるクレジットカード情報まとめ!

この記事のまとめ
  • 中国の店頭決済は銀聯(ぎんれん・UnionPay)ブランドの対応が多い
  • 都市部・ネット通販などはVISA・MasterCardが強い
  • 日本で銀聯クレジットカードを発行しているのは三井住友銀行・三菱UFJニコスの2社のみ
  • 銀聯クレジットカードでおすすめは三井住友銀聯カード
  • 銀聯クレジットカードが作れない場合はNEO MONEYで代用も可能

今回は中国のクレジットカード・キャッシュレス事情や日本で作れる中国向けクレジットカードなどをご紹介しました。

中国は世界的にかなり特殊な決済事情なため、一般的に世界中使えるVISA・MasterCardブランドのカードでもやや対応範囲が狭いです。

なので銀聯(ぎんれん・UnionPay)ブランドのカードは用意したほうが中国で困ることが減るでしょう。

日本で作れる銀聯クレジットカードは2社・3種類しかありませんが、中でも三井住友銀聯カードはメインカードとセットで持つ必要がなく汎用性が高いのでおすすめ!

加えてVISA・MasterCardブランドのカードと2枚持ちすると中国で現金が必要になった際もキャッシングで対応可能です。

もし銀聯クレジットカードが作れない場合は、プリペイド式のNEO MONEYカードで代用してもいいでしょう。


日本で作れる銀聯ブランドのクレジットカードをもう一度見る