クレジットカードの債務整理にデメリットは?新カードはいつから作れる?

リボ払いやローン、キャッシングなど気軽に使いすぎて、返済が難しくなってしまった場合、クレジットカードの債務整理ができます。

クレジットカードの債務整理は「任意整理」と言い、「自己破産」や「個人再生」のように裁判所を経由することなく比較的簡単です。

ただ、債務整理をするということは、良いことばかりではありません。こちらでは「任意整理」がどういうものか、どのようなデメリットがあるかをご紹介します。

クレジットカード債務整理が気になっている場合には、事前にご一読ください。

Contents

クレジットカードは任意整理という債務整理が可能

債務整理というのは「自己破産」が有名ですが、「個人再生」や「任意整理」という方法があります。

クレジットカードの支払いが難しくなった場合には、「任意整理」という方法があります。財産は没収されない簡易なものです。

こちらでは、「任意整理」がどのようなものかご紹介します。あなたに合うかどうかをご確認ください。

債務整理したらクレジットカードのリボ払いやローン・キャッシングの金利が免除される

クレジットカードの債務整理(任意整理)をすると、リボ払いやローン・キャッシングで将来払うはずの金利が免除されます。

実際に、どの程度免除されるかは、債権者であるカード会社とこちらの代理人の弁護士さんの話し合いによって決まります。

クレジットカードの引き落としで圧迫されていた生活の負担がある程度取り除かれることで、精神的にも楽になります。
 

債務整理してもショッピング・リボ払いやローン・キャッシングの利用額(元金)自体の減額されない

クレジットカードの債務整理(任意整理)で、金利は免除されますが、基本的に実際の利用額となる元金は免除はされません。

任意整理の場合には、少なくとも借りたお金はきちんと返すというのが基本的な考え方です。

一般的には、3年間(36ヶ月)で元金を返済します。こちらの条件は債権者であるカード会社とこちらの代理人である弁護士さんで交渉してもらいましょう。

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元金の返済も難しいという場合には「個人再生」や「自己破産」となり、裁判所を通した手続きとなります。

クレジットカードの債務整理(任意整理)をしたときの5つのデメリット

クレジットカードの債務が膨らんで、支払いが難しくなったから「債務整理(任意整理)」をする場合にはデメリットも検討して決めてください。

クレジットカードの債務整理(任意整理)では金利は免除してもらえますが、メリットだけではありません。

実際に、債務整理(任意整理)するかは、以下に紹介するデメリットをよく理解した上で、弁護士さんとしっかり相談してから決めて下さい。

債務整理したらリボ払いやローン・キャッシングは使えなくなる

項目名 利用可否
リボ払い
ローン
キャッシング

債務整理したらクレジットカードのリボ払いやローン・キャッシングなどの機能は使えなくなります。

これは、金利を免除してもらったり、元金を長い時間をかけて返済することになっているので、新しく利用するのは当然できなくなりますよね。

債務整理したらクレジットカードはショッピングにも使えず解約になる

項目名 利用可否
ショッピング

債務整理したクレジットカードは、ショッピングにも使えなくなります。

ショッピングで利用しても、一時的にクレジットカード会社から借金することになるため、ショッピングの一括払いでも使えなくなるのです。

つまり、債務整理したクレジットカードは使えなくなり、解約になってしまいます。

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債務整理は、クレジットカード会社に損害を与えるので、仕方ありませんね。

債務整理したクレジットカードのポイントは消滅する

項目名 利用可否
カードのポイント

クレジットカードで貯まったポイントも使えなくなります。カードが解約になってしまうので仕方がないですね。

そのため、貯まっているポイントがあれば、ポイントは債務整理の手続き前に使っておきましょう。

クレジットカードのETCカードも利用できない

項目名 利用可否
ETCカード

追加カードして発行される「ETCカード」も利用できなくなります。「ETCカード」は車載器から外しておきましょう。

ただ、勘違いして高速道路に入ってしまった場合にも、ゲートは開くのでそのまま目的地まで行くことは可能です。

ただし、利用した高速道路に未払いの報告をして後日通行料金を支払いましょう

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高速の不正利用については、監視カメラに記録されて、「通行料金」だけでなく「割増金」も請求されますのでご注意しましょう!

その他のクレジットカードは更新されず解約になる

項目名 利用可否
期限後のカードの更新

クレジットカードの債務整理は、リボ払いやローン・キャッシングなどで支払いができなくなったカードを対象に行います。

そのほかに持っているクレジットカードに関しても、利用期限で更新されず解約になります。

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つまり、クレジットカードの債務整理をすると使えるカードは無くなってしまいます。

クレジットカードの債務整理をするかは、こうしたデメリットもよく考えて慎重に検討しましょう。

債務整理(任意整理)の後にクレジットカードを使うには

クレジットカードを債務整理(任意整理)すると、クレジットカードは解約されてしまいます。

債務整理後にクレジットカードを使えるのは、いつごろからなのでしょうか。

また、自分でクレジットカードを作れる状況ができるまでは、どうしたらよいか見てみましょう。

【任意整理後いつから?】5年後から申し込みできる

項目名 信用回復目処
任意整理 5年
個人再生 10年
自己破産 10年

クレジットカードを「任意整理」した場合、クレジットカードが作れるまで完済から5年ほどの期間が必要です。

これは、いわゆるブラックリストに情報が載っている間はクレジットカードが作れないということです。

ちなみに、「個人再生」や「自己破産」などの債務整理になると10年間はクレジットカードが作れません。

審査に落ちるのが不安な場合は信用会社に確認しよう

信用会社名 開示方法と費用
シー・アイ・シー(CIC)
  • サイト:1,000円
  • 郵送:1,000円
  • 窓口:500円
日本信用情報機構(JICC)
  • サイト:1,000円
  • 郵送:1,000円
  • 窓口:500円

クレジットカードの信用調査は「CIC」「JICC」の2社で確認することができます。情報の開示方法はそれぞれ3種類です。

サイトで情報公開を依頼した場合には、PCとスマホで情報を確認することができて、とても便利に使えます。

ですが、「CIC」のサイトでの情報開示は、クレジットカード支払いのみしか受け付けていないため、その他の方法で情報開示を行ないましょう。

クレジットカード以外なら家族カード・デビットカードやプリペイドカードが作れる

カード種類 利用できる理由
家族カード 家族の信用で利用できる
デビッドカード 口座残高を上限として利用できる
プリペイドカード 予め入金した金額を条件として利用できる

信用情報が回復せず、クレジットカードが作れない場合には「家族カード」「デビッドカード」「プリペイドカード」なら作れます。

「家族カード」は、ご家族の信用をお借りして作ることになります。ですが、「クレジットカード」を手にすることができます。

「デビッドカード」と「プリペイドカード」は、クレジットカードではありませんがクレジットカードと同様にショッピングができます。

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信用が回復するまでは自分のクレジットカードは作れません。

でも、ショッピングのみであれば同じように使えるカードがありますよ。

クレジットカードの債務整理に関するFAQ

クレジットカードの債務整理はどんなものか・債務整理する場合のデメリット・債務整理後にクレジットカードを作れるのかなどを見てきました。

この他にも、クレジットカードの債務整理について聞きたいけれど、ちょっと他の人に聞きづらい疑問に答えていきます。

細かいことですが、重要なことなので是非ご確認くださいね。

リボ払いがきつくなったクレジットカードを債務整理(任意整理)して、楽天カードのみ残したいのですが可能ですか?

基本的にはできません。一時的に利用は継続できても、カードが更新されず利用ができなくなります。

債務整理前にクレジットカードの現金化はできますか?

できません。債務整理することがわかっている状態で、クレジットカードを現金化すると詐欺となりますのでしないでください。

債務整理後に作れる審査の甘いクレジットカードはありますか?

クレジットカードの債務整理をして完済後5年経たずにクレジットカードを作れる可能性はとても低いです。

債務整理して完済前にクレジットカードを作れた人がいると聞いたのですが?

どんなクレジットカードでも審査があるので、クレジットカードを作るのは難しいと思います。

ただし、ショッピング枠のみで上限5万円など、リボ払いやローン・キャッシングなどが利用できないものは作れる場合があります。

債務整理して完済したら、債務整理したクレジットカードを再発行してもらうことはできますか?

債務整理したのと同じカードを作ることは非常に難しいです。

債務整理をすることで、カード会社に不利益を与えているためです。

クレジットカードの債務整理(任意整理)をしたい場合、弁護士に相談せず自分でできますか?

クレジットカードの債務整理(任意整理)は、裁判所を通さず当事者間での話し合いで行われます。

そのため、弁護士を通さずに申し入れをしても本気度が伝わらず、任意整理するのは難しいと言えます。

クレジットカードの債務整理に関するまとめ

クレジットカードの債務整理に関するまと
  • クレジットカードは債務整理(任意整理)ができる
  • クレジットカードを債務整理するとリボ払いやローンの金利が免除される
  • クレジットカードを債務整理しても元金は返済しなくてはいけない
  • クレジットカードを債務整理すると他のクレジットカードも使えなくなる
  • クレジットカードを債務整理すると完済から5年はクレジットカードが作れない
  • 完済前にカードが欲しい場合は家族カードかデビットカード・プリペイドカードがおすすめ

リボ払いやローン・キャッシングなどでカードの引き落としがキツくなってしまった場合、「任意整理」という債務整理ができるんです。

任意整理をすると、リボ払いやローン・キャッシングなどのこれから発生する金利は免除されますが、元金はきちんと返済します。

また、任意整理をすることで債務を完済後5年間経過するまでは、信用が回復せず全てのクレジットカードを作ることはできなくなります。

ただし、信用が回復していなくても家族カードであればクレジットカードを持つことができるんです。

その他にも、デビットカードやプリペイドカードであれば、自分名義のカードを持つことができます。