クレジットカードに付帯する保険は何がある?仕組みや6つの種類を全まとめ!

クレジットカードは主に買い物をするために使われます。

現金いらずで買い物できるので、手間が省けるし小銭で財布が膨れることもなくて便利ですよね。

そんなクレジットカードですが、買い物だけではなく多くのカードで付帯保険というものが付いています!

トラブルに遭った時などの備えとして付いているものですが、初めてカードを持つ・使う機会がない、といった場合はどういうものかよく分からないかもしれません。

そこで今回はクレジットカードに付帯する保険の仕組み・種類などをご紹介していきますね!

Contents

そもそもクレジットカードの付帯保険とは?仕組みを解説!

そもそもどうしてカードに付帯保険が付いているのかというと、カードを持つ特典として用意されているからです!

クレジットカード会社の多くは保険会社と提携して各種保険の多くを無料で付与することで、カードを使ってもらいやすくしているんですね。

例えば海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険など、保険は個別での加入もできますが、面倒な上に保険料も掛かりますよね?

そういった個別で保険に加入する手間・コストを減らして、カードを持つことで自動的に用意してくれるのが付帯保険です。

カードによって付帯保険は全く違う!カードのグレードが高いほど手厚い補償が一般的

楽天カード
楽天プレミアムカード
海外旅行保険
最高補償額
最高2,000万円最高5,000万円
国内旅行保険
最高補償額
最高5,000万円
ショッピング保険300万円/年間
年会費永年無料11,000円

クレジットカードに付帯する保険は、カードによって全然違います。

上は年会費無料の楽天カード・年会費11,000円の楽天プレミアムカードで主な保険がどんな補償になっているのかを比較しました。

年会費無料の一般楽天カードは補償が海外旅行だけに対して、楽天プレミアムカードは国内旅行・ショッピング保険も付いています。

このような感じで一般的に、

  • ゴールド・プラチナ以上などグレードが高いクレジットカード
  • 年会費が高いクレジットカード

ほど付帯保険の対象範囲・補償金額も手厚いものになっていく傾向があります。

その分だけ年会費は補償内容に応じてどんどん高くなりがちなので、どこまでの補償が必要かは人によって全然違いますね。

クレジットカードによっては付帯保険が家族特約・家族カードで家族にも適用されるものがある!

クレジットカードによって対応が違いますが、付帯保険はカード会員本人だけではなく家族にも適用されることがあります!

特に家族特約が付いている場合は、一般的に以下の範囲が保険適用の対象です。

一般的に家族特約が適用される範囲
  • 配偶者(奥さん・旦那さん)
  • 同居の親
  • 同居の子供
  • 別居の未婚の子供(仕送りしているなど同一家計の場合)

なので例えば一家のお父さんがクレジットカードを持っていれば、奥さん・子供も保険適用されるという感じですね。

また家族特約がないカードでも、家族カードを作れば保険の対象になる場合もあります。

kitamura
kitamura
ただし家族特約・家族カードは、カード会員本人の場合とは保険適用範囲・補償額などが変わってくるのでよく確認しましょう。

クレジットカードの付帯保険がすぐに使えるように使い方をよく確認しておく!

付帯保険の使い方は、カード・カード会社や使いたい保険によって大きく異なります。

ただ共通して言えるのは、カード会社や保険会社への連絡は当然必要だということです。

カード・カード会社によって付帯保険を使うための連絡窓口が用意されていることがほとんど。

なのでいざというときにどこに連絡したらいいのかを事前によく確認しておくといいでしょう。

kitamura
kitamura
どこに連絡したらいいの?などが分からない場合は、最終手段としてカード裏に書いてある電話番号に連絡するのもアリでしょう。

適切な連絡先を教えてもらえたりします。なのでいつでも連絡できるように常にカードを持ち歩くことも重要です。

クレジットカードの付帯保険の自動付帯と利用付帯とは?

自動付帯クレジットカードを持っているだけで、補償の対象になる事故などに遭ったら自動的に適用される
利用付帯補償の対象になるもの(海外旅行など)の料金をクレジットカードで支払って初めて保険が適用される。

クレジットカードの付帯保険には、自動付帯・利用付帯という適用条件があります。

それぞれの意味は上のような感じで、簡単に言うと自動で保険が適用されるかどうかの違い。

例えば海外旅行傷害保険で自動付帯・利用付帯の違いを見ると、

  • 自動付帯
    カードを持っているだけで海外旅行での死亡・ケガなどを補償してくれる。
  • 利用付帯
    ⇒海外旅行に掛かる費用(旅行代金・飛行機代など)をカードで決済しないと補償の対象にならない

とこのような感じで、使い勝手で言えば自動付帯>利用付帯となります。

kitamura
kitamura
現在では多くのクレジットカードが旅行保険を備えているので、旅行代金はカード決済したほうがいいでしょう。

利用付帯の保険でも有効になりますし、ポイントも多く貯まりますからね!

クレジットカードに付帯する保険の種類を解説!

保険の種類解説
①海外旅行傷害保険
海外旅行での死亡・傷害やその他費用を補償する保険。
②国内旅行傷害保険
国内旅行での死亡・傷害やその他費用を補償する保険。
③航空便遅延保険
飛行機が遅延したり欠航した場合などのトラブルに対して補償する保険。
④ショッピング保険
カードで購入した商品が壊れたり盗難されたりした場合に補償する保険。
⑤カード紛失・盗難保険
クレジットカードを紛失した・盗難された場合の不正利用に備える保険。
⑥その他の保険カードごと・カード会社ごとに付与している保険(オプション保険なども)。

一般的なクレジットカードに付帯する保険の種類についてご紹介します。

主に上のような種類の付帯保険がありますが、対応の保険・補償の内容はカードによって全然違うので、こんな保険がありますよという感じですね。

それぞれ順番にご紹介するので、見ていきましょう!

海外旅行傷害保険…海外旅行の様々なトラブルに対応する保険

補償の種類内容
使う可能性:高!
傷害治療費用
旅行中の事故によるケガが原因で治療を受けた治療費を補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
使う可能性:高!
疾病治療費用
旅行中の体調不良・病気で治療を受けた場合の治療費・入院費を補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
傷害死亡・後遺障害旅行中のケガが原因で亡くなった・後遺障害を負った場合に適用される。
補償額の目安
500万円~1億円以上まで幅広い
(3,000万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
携行品損害旅行先で持ち物の盗難・破損による損害を補償する。
補償額の目安
20〜100万円以上まで幅広い
(50万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
賠償責任他人にケガをさせる・持ち物を壊すなどで賠償責任を負った費用を補償する。
※故意に損害を与えた場合などは補償の対象外になる。
補償額の目安
500万円~1億円以上まで幅広い
(3,000万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
救援者費用旅行中の遭難による探索費、病気・ケガ等で入院した場合、親族が現地に行くための航空運賃・宿泊費用などを補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
カード会社などによって条件等も大きく異なる。

海外旅行傷害保険は、文字通り海外旅行でのトラブルを補償するための保険です。

主に含まれる補償対象・内容は上のような感じで、ケガ・死亡への補償や治療費の補償など幅広くなっています。

ただこれらの補償対象のうち、どこまでをいくらまで補償してくれるかはカード・カード会社次第でかなり差があるので注意しましょう。

また各補償内容の中でも、利用する可能性が高いのは傷害治療費用・疾病治療費用ですね。

補償額が一番高いのは旅行先で死亡・後遺症が残るケガなどですが、やはりそれ以外のケガ・病気になる可能性のほうが高いです。

なので傷害治療費用・疾病治療費用は特に重点的に確認するのをおすすめします!

kitamura
kitamura
海外旅行傷害保険は、年会費が数万円以上するようなカードの場合は自動付帯されていることが多いです。

やはり高額な年会費のカードはそれに見合うだけのメリットがあるということですね。

※海外旅行傷害保険が自動付帯するおすすめカードは以下の記事でご紹介しています。

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国内旅行傷害保険…国内旅行の様々なトラブルに対応する保険

補償の種類内容
使う可能性:高!
傷害治療費用
旅行中の事故によるケガが原因で治療を受けた治療費を補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
使う可能性:高!
疾病治療費用
旅行中の体調不良・病気で治療を受けた場合の治療費・入院費を補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
傷害死亡・後遺障害旅行中のケガが原因で亡くなった・後遺障害を負った場合に適用される。
補償額の目安
500万円~1億円以上まで幅広い
(3,000万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
携行品損害旅行先で持ち物の盗難・破損による損害を補償する。
補償額の目安
20〜100万円以上まで幅広い
(50万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
賠償責任他人にケガをさせる・持ち物を壊すなどで賠償責任を負った費用を補償する。
※故意に損害を与えた場合などは補償の対象外になる。
補償額の目安
500万円~1億円以上まで幅広い
(3,000万円以上の保証があると手厚い)
補償の種類内容
救援者費用旅行中の遭難による探索費、病気・ケガ等で入院した場合、親族が現地に行くための航空運賃・宿泊費用などを補償する。
補償額の目安
50万円~500万円まで幅広い
(200万円以上の保証があると手厚い)
カード会社などによって条件等も大きく異なる。

国内旅行傷害保険は、海外旅行傷害保険の国内版といった感じです。

内容も上のようにケガ・死亡への補償・治療費などほぼ同じようなものが含まれ、使い勝手としては海外旅行傷害保険と似ているといっていいでしょう。

また海外旅行傷害保険と同じように、傷害治療費用・疾病治療費用は特に利用する可能性が高いので、この2つを重視するのをおすすめします。

ただ全体的な傾向として海外旅行傷害保険ほどは自動付帯になるカードは多くなく、また海外旅行傷害保険はあるけど国内旅行傷害保険を備えていないという場合も。

kitamura
kitamura
多くのカードで利用付帯(カードで旅行代金・飛行機代などを支払って適用)なので、常にクレジットカードで代金の支払いをしておくといいでしょう。

航空機遅延保険…飛行機に乗る際のトラブルに対応する保険

補償の種類内容
乗継遅延費用旅行の期間中に飛行機が遅れたせいで乗り継ぎができなかった場合に補償する。
出航遅延・欠航・搭乗不能費用旅行の期間中に飛行機が遅れる・欠航・運休などで予定時刻・代替便に乗れなかった場合に補償する。
手荷物遅延費用
(日用品・生活必需品など)
旅行中に飛行機が到着してから預けた手荷物を一定時間内に受け取れなかった場合に補償する。
手荷物紛失費用
(日用品・生活必需品など)
旅行中に飛行機が到着してから預けた手荷物が紛失した場合に補償する。

航空機遅延保険は、旅行の際に飛行機に関わるトラブルに巻き込まれた場合に補償する保険です。

多くの場合、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険とセットで用意されています。

補償額は上のどの場合でも、多くのカードで2万~4万円程度です。

ショッピング保険…カードで買い物した商品の破損・盗難に対応する保険

ショッピング保険は文字通り、クレジットカードで買い物した商品を補償する保険です。

カードで買い物した商品に補償対象が限定されるため、必然的に全て利用付帯となります。

補償金額は多くのカードで年間◯万円まで、といった1年あたりの補償上限額が設定されており、上限をオーバーしたら補償されません。

主に年会費が無料~安いカードではそもそもショッピングがないものもあり、年会費が高いハイグレードのカードなら年間300万円以上というカードもあります。

カード紛失・盗難保険…カードの不正利用に対応する保険

カード紛失・盗難保険は、クレジットカードを無くした・盗まれた場合の保険です。

カードを物理的に盗まれる・カード情報を盗まれるのはクレジットカードの大きな弱点なので、多くのカードで標準装備といったところ。

カード会社によって違いますが、だいたいの場合は気づいて連絡した日から60日前までの不正利用は補償されます。

ただしカード会社が調査して、

  • 自分でカード情報を他人に教えた
  • パスワードを生年月日など推測しやすいものにしていた

などなど、持ち主が適切にカードを管理していなかったとされた場合は補償されません!

※カードの不正利用については以下の記事でご紹介しています。

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その他の保険…カード独自の保険・オプション保険など

ここまでご紹介した保険以外にも、カード会社で独自に設定している保険・申し込んで利用できるオプション保険などがあります。

ここでは例としてオンライン不正保険・個人賠償責任保険について触れておきますね。

オンライン不正保険…フィッシング詐欺などに対応する保険

近年ではクレジットカードの不正利用がオンライン上でも増えてきました。

偽装メールなどでカード情報などを盗み取るフィッシング詐欺などは、カード紛失・盗難保険では対応されないケースもあるんですね。

そこでカード・カード会社によってはオンライン不正保険を用意している場合があります。

kitamura
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ただしカード紛失・盗難保険にオンライン不正利用の被害も含んでいる場合もあります。

このあたりはカード・カード会社次第なので、よく確認しておくといいでしょう。

個人賠償責任保険…自転車保険代わりに使えるオプション保険

個人賠償責任保険は日常生活賠償保険とも呼ばれる、日常生活の中で賠償責任を負った場合に補償される保険です。

例えば自転車で人にケガをさせた・お店の商品を壊した、などのトラブルがあった場合の保険ですね。

個人賠償責任保険は、本来は自動車保険などのメイン保険にオプションで追加する保険です。

しかしクレジットカードによっては、メイン保険に加入せずとも月額200~300円程度で入れるオプション保険が用意されています!

年会費数万円以上するようなカードでは稀に自動付帯していることもありますが、多くの場合は任意加入です。

補償額は多くのカードで最高1億円、高いものになると2億円以上の場合もあると言う感じですね。

kitamura
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特に個人賠償責任保険は、近年各地で加入義務化が進んでいる自転車保険の代わりとして使えます。

※以下の記事で個人賠償責任保険に加入しやすいおすすめクレジットカードをご紹介しています。

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クレジットカードの保険に関するQ&A

付帯保険があるクレジットカードを複数持っている場合、全てのカードの保険が支払われますか?

補償対象などにより異なりますが、多くの場合は一番高い補償額分だけの補償になると考えていいでしょう。

全てのカードから満額の補償額を受けられるわけではありません。

海外・国内旅行傷害保険を受けたい場合、事前に申請をする必要はありますか?

特殊なケースを除き、事前に申請する必要はありません。

自動付帯であれば自動的に、利用付帯であれば旅行代金をカードで決済することで保険の対象になります。

海外・国内旅行傷害保険はカードを持っていかないと適用されませんか?

一般的にはカードを持っていかなくても、保険の適用対象ならば適用はされます。

ただカードそのものがないと連絡・処理などに支障をきたすかもしれないので、カードは持参したほうがいいでしょう。

クレジットカードに付帯する保険のまとめ!

この記事のまとめ
  • クレジットカード会社が保険会社と提携して特典として付与している
  • ゴールド・プラチナなどグレードが高く年会費が高いほど補償も充実している傾向
  • カードを持つだけで適用の自動付帯・決済で適用される利用付帯がある
  • 海外・国内旅行傷害保険は旅行でのトラブルに対応している
  • カードの付帯保険は必要に応じて合ったものを選ぶ

今回はクレジットカードの付帯保険についてご紹介してきました。

付帯保険はカード会社と保険会社が提携して提供される、主にカードの特典として付いています。

年会費が無料~安めのカードでは補償もそれなり、ゴールド・プラチナなどハイグレードで年会費も高めのカードはやはり補償も充実している印象です。

カードを持つだけで適用される自動付帯・決済して初めて適用される利用付帯があるので、手持ちのカードの付帯保険はよく確認しておくといいでしょう。

カードの付帯保険は、必要に応じて自分に合ったものを選ぶのがおすすめです!

旅行によく行くなら旅行保険が充実したカード、買い物のトラブルに備えたいならショッピング保険が充実したカード、という感じですね。


クレジットカードの付帯保険の解説をもう一度見る