
近年はキャッシュレス化の流れもあって、クレジットカードを使うことが増えた人も多いのではないでしょうか。
ですが普段問題なく使っているのに、クレジットカードが使えないという事態に遭遇するととても困りますよね…。
私自身も過去3回ほどカードが使えなかった際はすごく焦りましたし、中には原因がなかなか分からないこともありました。
すぐに原因が分かれば適切な対処ができるので、カードが使えない原因は知っておきたいところ。
そこで今回は、クレジットカードが使えない原因・対処法を8つのケースでご紹介しますね!
Contents
クレジットカードが使えない8つの原因&対処法を解説!
原因 ↓リンクをタッチで各解説へ | 対処法 |
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①カードの有効期限が切れている![]() |
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②磁気ストライプ・ICチップが破損している![]() |
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③使いたいカードのブランドにお店が未対応![]() |
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④お店のカード端末が故障している![]() |
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⑤カード情報の入力ミスをしている![]() |
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⑥利用限度額をオーバーしてしまっている![]() |
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⑦カードの支払いを遅延してしまっている![]() |
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⑧不正利用の疑いでカードを止められた![]() |
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クレジットカードが使えない場合、考えられるのは上の8つのケースです。
それぞれのケースについて原因・対処法をご紹介するので見ていきましょう!
有効期限が過ぎた古いクレジットカードを使っている…新しく送られてきたカードに切り替え必須!
クレジットカードは通常3年~5年ごとに有効期限が設定されています。
どうして有効期限が設定されているかというと、
- クレジットカードそのものの劣化対策
- セキュリティ技術の更新
というのが一般的な理由です。
この有効期限が過ぎたカードは、当たり前ですが支払いに使うことはできなくなります!
とはいえ有効期限の1ヶ月前くらいにはカード会社から有効期限が更新されたカードが送られてくるので、送られてきた時点で新しいものを使いましょう。
- カード会社に届け出た住所が間違っている(引っ越したのに届け出を忘れたなど)
- カードの利用状況が悪くて更新されなかった(更新時にも審査はあります)
※クレジットカードの有効期限・更新については以下の記事でもご紹介しています。

クレジットカードの磁気ストライプ・ICチップが破損している
クレジットカードの情報は、主に上のように「磁気ストライプ・ICチップ」に保存されています。
実店舗でカード決済する場合はこれらに保存されたデジタル情報を読み取りますが、破損していた場合は決済ができません!
この物理的に破損した状態だと私達使う側もお店側も対処できないので、カード会社に連絡してカードの再発行を依頼しましょう。
またそもそも磁気ストライプ・ICチップを傷めないように、
- スマホ・PCなど磁気が強いものに近づけない
- 磁気ストライプがついたカード同士を重ねて保管しない
- カード表面がこすれないようにする
といった普段の使い方・保管の仕方にも注意したほうがいいですね。
使いたいクレジットカードのブランドにお店が対応していない
クレジットカード払いに対応しているお店でも、どのブランドでも使えるとは限りません。
カードのブランドには上のような「VISA」「MasterCard」「JCB」といったものがあり、お店ごとに加盟しているブランドでのみ決済ができます。
お店ごとにどのブランドに加盟しているかは、
- 実店舗⇒入り口・レジなどに表示
- 通販など⇒商品ページ・ご利用案内などに記載
というのが一般的なので、事前に自分のカードが使えるかどうかは確認したほうがいいでしょう。
もし手持ちのカードで決済できない場合は、現金・電子マネーなど別の支払い方法に切り替える必要があります。
例えばJCBのカードを持っているならサブカードはVISAブランドにする、などですね。

お店のクレジットカード用端末が故障している
レアケースではありますが、お店のクレジットカード決済用の端末が故障している場合は決済できません。
こればかりは私達支払う側にはどうしようもないので、現金・電子マネーなど別の支払方法に切り替えましょう。
クレジットカードの情報入力をミスしている…ネットショッピング利用時に多い
ネットショッピングなどでは、カードスキャンの代わりにクレジットカード情報を入力するのが一般的です。
その際、入力する情報にミスがあった場合は決済することができません。
間違いの例としては、
- 名前のローマ字表記を間違えている(カード表面記載のものが正しい)
- カード番号を間違えている
- 有効期限を間違えている
とこのようなものが多いです。
特に有効期限は「月/年」の順番で表記されているので、日本人の感覚だとどうしても「年/月」の順番のほうが馴染みがあり間違えやすいですね。
クレジットカードの利用限度額をオーバーしてしまっている
クレジットカードは広い意味では一時的に借金をするカードです。
カード会社としてはカードを使った分はちゃんと支払ってもらう必要があるので、その人の支払い能力に応じた「利用限度額」を設定しています。
その利用限度額をオーバーする支払いはできない仕組みになっているんですね。
例えば利用限度額が10万円で既に8万円分使っている場合、
- 2万円までの支払い⇒OK
- 2万円を超える支払い⇒NG
とこのような感じです。
新生活で家具・家電を買う、旅行代金を支払うなど大きな出費をする場合に利用限度額に引っ掛かりやすいので注意が必要です。
もし利用限度額をオーバーするけど支払いたい場合は、「利用限度額の増枠」をカード会社に申請しましょう。
審査はありますが、カード会社に増枠を承認されると利用限度額が高くなります。
クレジットカードの支払いを遅延している…一刻も早く支払って解消を!
クレジットカードが一時的な借金だというのは上でも触れました。
クレジットカードが使えるというのは「使った分をちゃんと支払える」のが大前提なので、もし支払い遅延をするとカードが止められてしまいます…。
とはいえ引き落とし口座に入金を忘れた、などであれば、
- 支払い遅延に気付いた時点ですぐカード会社に連絡する(カード会社から連絡がある場合もあり)
- カード会社指定の支払い方法で支払いを済ませる
とこのようにすればたまたま1回遅れた程度であればカードはまた使えることが多いです。
絶対にやってはいけないのは、支払い遅延をそのままにしてしまうこと!
実はクレカの利用・ローンなど借金に関する取引記録は信用情報機関というところで全て記録されています。
支払い遅延などカードの悪い使い方をした場合も記録が残ってしまいますからね…。
※クレカの悪い使い方がどのような結果になるのかは以下の記事でもご紹介しています。

不正利用の疑いでクレジットカードを止められた
クレジットカード会社によっては、「不正利用の検知システム」を導入している場合もあります。
カードの不正利用を防ぐために、検知システムに引っ掛かったカードを自動的に使えなくしてしまうんですね。
不正利用の疑いでカードが止められる例としては、
- 海外で高額な買い物をしようとした
- いつも使っているのとは違う傾向の使い方がされた
などの理由が一般的です。
不正利用の疑いでカードが止まった場合、普通はカード会社から電話などがあるので、自分が間違いなく使った場合は説明すればまたカードが使えるようになります。
もし全く使った覚えがある場合は不正利用された・されそうになった可能性が高いので、すぐにカードの再発行を依頼しましょう!
サブカードを持っているとクレジットカードが使えないケースを少なくできる!
カード名 ↓リンクにタッチで詳細へ | 国際ブランド | 年会費 | 貯まるポイント | 特徴 |
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JCB CARD W![]() 基本還元率:1% |
| 永年無料 | Oki Dokiポイント |
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楽天カード![]() 基本還元率:1% |
| 永年無料 | 楽天ポイント |
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dカード![]() 基本還元率:1% |
| 永年無料 | dポイント |
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Orico Card THE POINT![]() 基本還元率:1% |
| 永年無料 | オリコポイント |
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リクルートカード![]() 基本還元率:1.2% |
| 永年無料 | リクルートポイント |
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ここまでクレジットカードが使えない原因と対処法についてご紹介しました。
途中でも少し触れましたが、サブカードを持っているとクレジットカードが使えないケースが少なくなるのでおすすめです!
具体的には、
- メインカードが破損している場合
- メインカードのブランドが使えない場合
- メインカードの利用限度額がオーバーしそうな場合
のフォローに使えるので、メインカードとは違うブランドでサブカードを作っておくといいでしょう。
上の表に基本還元率1%・年会費永年無料のどこで使っても損がない汎用性が高いカードをピックアップしてみました。
どれもメインカードとしても使えるくらいにお得なカードなので、サブカードを持っていないならこの中から1枚作ってみてもいいですね。
※お得なクレジットカードは以下でもご紹介しています。

クレジットカードが使えない場面?よくあるQ&A
定期券の購入にクレジットカードは使えないですか?
iTunesでクレジットカードが使えない場合の原因はなんですか?
USJではクレジットカードが使えないのですか?
ただUSJのチケット購入に関しては、過去に不正利用のケースが多かったようで、不正利用として検知される場合もあるようです。
クレジットカードが使えない原因&対処法まとめ!
- 有効期限切れ・破損などカード自体がダメなケースがある
- お店がカードのブランドに未対応・決済端末の破損のケースもある
- ネットショッピングの場合は情報入力ミスに注意する
- 利用限度額をオーバーする場合は増枠を申請する
- カードの支払い遅延は絶対にダメ!
- 不正利用の疑いがあれば利用明細をよく確認する
今回はクレジットカードが使えない原因・対処法を8つのケースでご紹介しました。
有効期限切れ・カードの破損などカード自体の問題からカード利用時の問題など、使えないのには様々な原因があります。
原因が分かれば対処法も分かるので、もしカードが使えない状況になったらこの記事の内容を活用してみてくださいね。
またカードが使えないのをできるだけ避けるには、メインカードとは違うブランドのサブカードを用意するのもおすすめ!
サブカードは自分に合ったものか、もしこだわりがない・汎用性が高いカードがいいならこちらでご紹介したようなカードがいいでしょう。