
一般的にクレジットカードの支払いというと「1回払い」「分割払い(3〜36回払い)」「リボ払い」「ボーナス払い」などがありますよね。
でも、「2回払い」も忘れてはいけません!「1回払い」のように一気に支払いの負担がのしかかることもないと人気です。
こちらでは、クレジットカードの2回払いのメリットやデメリットと活用方法などをご紹介します。
是非、2回払いを活用して支払いの負担を減らした上で、お気に入りの良いものを手に入れましょう!
Contents
クレジットカードの2回払いとは?基礎知識まとめ
【支払例】 | 日付 | 購入 | 支払い | 残額 |
---|---|---|---|---|
購入 | 1月5日 | 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
支払い:1回目 | 2月10日 | 0円 | 5,000円 | 5,000円 |
支払い:2回目 | 3月10日 | 0円 | 5,000円 | 0円 |
一般的クレジットカードの支払は「1回払い」「分割払い(3〜36回払い)」「ボーナス1括・2回払い」の設定が多くあります。
しかし、カードによっては「2回払い」が設定されていることがあります。
2回払いは、購入した商品の半額ずつを2回に分けて支払うので、高価な物を購入する時にも便利に使えるんです。
クレジットカードの2回払いの3つのメリットは!
クレジットカードの2回払いは、分割払いとは少し違ってメリットが感じやすい支払方法です。
こちらでは、クレジットカードの2回払いのメリットをご紹介します。
分割なのに金利手数料なし
一般的な金利 | |
---|---|
2回払い | 0% |
1回払い | 0% |
分割払い | 15% |
クレジットカードの2回払いは、金利手数料が不要なので返済の金額が増えません。
分割のように支払い回数を長びかせることなく、金利手数料で支払額を膨らませることなく2回でスッキリ支払い終えることができます。
1回の支払い額が半分になる
支払額 | 残額 | |
---|---|---|
購入 | 0円 | 10,000円 |
支払い:1回目 | 5,000円 | 5,000円 |
支払い:2回目 | 5,000円 | 0円 |
クレジットカードの2回払いは、購入したものの代金を半額ずつ2ヶ月に分けて支払う方法です。
そのため、1回の支払いは購入額の半分だけで、金利手数料もかからないので1回払いや分割払いよりも負担が感じづらいんですね。
2回の支払いの間に給料日をまたぐので負担が減る
【支払例】 | 日付 | 購入 | 支払い | 残額 |
---|---|---|---|---|
購入 | 1月5日 | 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
支払い:1回目 | 2月10日 | 0円 | 5,000円 | 5,000円 |
支払い:2回目 | 3月10日 | 0円 | 5,000円 | 0円 |
クレジットカードの2回払いが、支払いの負担を感じづらい理由の1つに、2回の支払いの間に給料日を挟むことがあります。
1回目で商品の半額の支払いを終えて、給料を受け取ってから残りの半額の支払いで、支払いは終了です。
支払い期間が短く、金利手数料もかからないので、支払いがしやすく、とてもお得感がありますよ。
クレジットカードの2回払いの3つのデメリットも知っておこう
クレジットカードの2回払いのメリットをご紹介しましたが、デメリットが全くないわけではありません。
こちらでは、クレジットカードの2回払いで、デメリットとなるものをご紹介します。
店舗によって利用できない場合もある
お手持ちのクレジットカードが「2回払い」可能になっていても、店舗によって「2回払い」ができない場合もあります。
「2回払い」は店頭で申し込まないと、後から変更することはできません。そのため、利用の前に「2回払い」が可能かどうかショップで確認をして下さい。
リボ専用カードでは利用できない
「2回払い」は「分割払い」にも「リボ払い」にも分類されない支払い方です。
そのため、「リボ専用カード」では、2回払いは利用できません。2回払いを利用する場合には、「2回払い可能なカード」を利用しましょう。
翌月に2回目分の残債が残ってしまうため限度額を圧迫する
2回払いは、1回の買い物を2回で支払うため、1回目を支払った後の半額は翌月のショッピング枠を既に使った状態になっています。
そのため、2回目支払い前にショッピング枠ギリギリのお買い物をしようとした時に、限度額の超過で利用できない場合もあります。十分注意しましょう。
クレジットカードの2回払いができない!困ったときの5つのチェックポイントは?
クレジットカードの2回払いで買い物をしようと思ったのに、思いがけず「利用できない」と言われてしまったら困りますよね。
でも、もし2回払いを利用しようと思っているのに、利用できなかった場合にはこちらのようなことを確認してみてください。
カード会社が2回払いに対応しているか
カード会社 | 2回払い可否 |
---|---|
VISA | ![]() |
Mastercards | ![]() |
JCB | ![]() |
アメリカン・エキスプレス | ![]() |
ダイナースクラブ | ![]() |
クレジットカードの2回払いというのは、日本独自の支払方法です。
そのため、そもそも外資系のクレジットカード会社では、2回払いを利用できないのです。お手持ちのカードが外資系でないことを確認しましょう。
店舗・サービス側で2回払いに対応しているか
ショップ系統 | 取り扱い支払い傾向 |
---|---|
コンビニ・スーパー系 | 1回払い |
家電系 | 1回払い、2回払い、分割払い・リボ払い・ボーナス払い |
クレジットカードが2回払いに対応していても、利用する店舗が2回払いに対応していなければ利用はできません。
基本的に1回の利用単価がそれほど大きくない、コンビニやスーパーは1回払いのみとなっています。
家電量販店などは、「1回払い」の他に「2回払い」「分割払い」「リボ払い」「ボーナス払い」などが利用でき、「2回払い」が利用しやすくなっています。
高額な商品を扱う会社では、「分割払い」をメインに取り扱うようになるなど、お店の主要取り扱い商品によって支払い回数が変わります。利用店舗が2回払いに対応しているか確認しましょう。
後から2回払いに変更しようとしていないか
店舗で手続き | 後から変更 | |
---|---|---|
2回払い | ![]() | ![]() |
「2回払い」や「ボーナス一括払い」への支払方法の変更は後からできません。
「2回払い」と「ボーナス一括払い」はカードをご利用時にお店でのみご指定できる支払い方法ですので、お店での支払い時にきちんと指定しましょう。
カードの利用限度額を越えていないか
カード利用可否 | 支払い条件 |
---|---|
![]() | 10万円の残枠に対して:12万円の商品を2回払いで6万円ずつ支払う |
![]() | 10万円の残枠に対して:10万円の商品を2回払いで5万円ずつ支払う |
クレジットカードの限度額ギリギリで2回払いのお買い物をしようとする場合、必要な枠は1回分の支払額ではなく、その時申し込むお買い物の合計金額になります。
そのため、「あと、10万円で限度額」という時には、1回の支払額が6万円でも、12万円のお買い物はできません。
お買い物額の合計金額が、限度額から出ないように注意しましょう。
カードの延滞をしていないか
カード利用可否 | 延滞期間 |
---|---|
![]() | 3ヶ月連続 |
![]() | 2ヶ月連続 |
支払いの延滞をしているとカードを止められてしまうことがあります。この場合は「2回払いができない」のではなく「カードが使えない」状態にあります。
ついうっかり、1ヶ月分の支払いを延滞してしまった場合には、すぐにカードを止められることはありません。
でも、3ヶ月延滞してしまうとカードが止められることがあるので、充分注意しましょう。
クレジットカードの2回払いまとめ
- クレジットカードは2回払いができるものがある
- 2回払いは金利手数料が発生しない
- 2回の支払いの間に給料日があるので負担が楽に感じる
2回払いができるクレジットカードがあります。半額ずつ2ヶ月にわたって支払う方法で、支払いの間に給料日を挟むので支払いに負担が感じづらいので人気となっています。
また、分割払いとは異なり金利手数料もかからないので、とてもお得感が感じやすい支払方法です。
ただし、2回払いを扱っていないクレジットカードや店舗もあるので、事前に確認してから利用するとスムーズに利用できます。