
クレジットカード裏面にある署名欄は、漢字でもローマ字でもイニシャルでもOK。
カード利用時のサインは、署名欄と同じサインをすれば国内・海外問わず問題なく利用できます。
しかし、おすすめできない署名欄の書き方。間違ったサインの仕方があります。
- 署名欄のおすすめできない3つの書き方
- 署名欄のおすすめの書き方
- カード利用時の間違ったサインの仕方
- 正しいサインの仕方3つの手順
こちらについてお伝えしていきます。
Contents
クレジットカード裏面にある署名欄のおすすめできない3つの書き方!
- マネされやすい字体で書く
- 複雑すぎる字体で書く
- 雨濡れやコスレに弱いペンで書く
1つずつお伝えしていきましょう!
マネされやすい字体で書く
- ひらがな
- カタカタ
- イニシャル
紛失や盗難等でクレジットカードが第三者の手に渡ったとき、マネされやすい字体だと不正利用されやすくなってしまうからです。
複雑すぎる字体で書く
- ハネや丸まりが複雑な筆記体
- 複雑なマーク
署名欄のサインとカード利用時のサインが一致していないと、カード利用を拒否されてしまうからです。
雨濡れやコスレに弱いペンで書く
- 水性マジック
- 水性ボールペン
文字がにじむ、コスれるなどで、署名の文字の判別が難しくなるからです。
署名の文字が判別できないと、カードの利用を拒否されることもあります。
クレジットカード署名欄のおすすめの書き方を紹介!
- 署名は漢字フルネームが無難
- 細めの油性マジックか太めの油性ボールペンで書く
署名は漢字フルネーム。油性のマジックかボールペンで書くことをおすすめします。
なぜなのか?1つずつお伝えしていきましょう!
署名は漢字フルネームが無難
漢字フルネームなら、書きなれているうえにマネされにくい!
サインを求められた場合、一番書きやすいのは漢字フルネームではないでしょうか。
書きなれた漢字フルネームは、本人の筆跡のクセが必ず出ます。もしクレジットカードの盗難に合っても、同じ筆跡にするのは困難です。
そういった意味でも、クレジットカードの署名は漢字フルネームがおすすめです。
油性マジックか油性ボールペンで書く
油性ペンなら、多少の雨に濡れてもにじまない。コスレても文字が汚くならない。というメリットがあります。
クレジットカードの更新は、3年〜5年もあります。
その間、署名したサインをキレイに保つためにも、油性ペンで書くようにしましょう。
- 油性マジックなら→細めのペン
- 油性ボールペンなら→太めのペン
上記のペンで署名すれば、漢字の「とめ・はね・はらい」がハッキリと書けます。
クレジットカード利用時の間違ったサインの仕方
- 署名欄とカード利用時のサインが違う
- 利用金額や支払い回数を確認せずサインをする
- カードの持ち主以外がサインをする
クレジットカードの間違ったサインの仕方は、上記3つです。
それぞれについて、簡単に説明していきましょう!
署名欄とカード利用時のサインが違う
署名欄に記入した文字とサインの文字が違うと、カードの利用を拒否されます。
よくあるのが、クレジットカード裏面の署名が漢字なのにカード利用時のサインを筆記体やローマ字で書いてしまうケースです。
お店側は、本人確認のために署名欄とサインが一致するかを確認しています。
漢字で署名しているなら漢字で。ローマ字で署名しているならローマ字でサインしましょう。
利用金額や支払い回数を確認せずサインをする
クレジットカードのサインを求められたとき、利用明細の金額や支払い回数を必ずチェックしましょう。
店員さんが、利用金額や支払い回数の入力を間違えている可能性もあるからです。
金額が一桁違っていたら、シャレになりません。後々気づいたとしても、返金処理が面倒です。
サインは本人確認のほか「利用金額や支払い回数に間違いありません。」と認めたという意味もあります。
必ずサインするときは、金額と支払い回数をチェックするようにしましょう。
カードの持ち主以外がサインをする
カードの名義人と違う人がカードを利用するのは、規約違反です。(法人カードの追加カードを除く)
- 旦那さんのカードを奥さんが使う→NG
- 親のカードを子供が使う→NG
たとえ家族のカードでも、名義人以外が名義人のサインをして利用することは許されていません。
発覚した場合、強制解約になる可能性もあります。
自分名義のカードではないのに名義人のサインをして利用することは、絶対にやめましょう。
クレジットカード利用時の正しいサインの仕方!3つの手順
- カード利用額を確認する
- 支払い回数を確認する
- 署名欄と同じ文字でサインする
クレジットカードの利用時、サインを求められたら上記の手順でサインしましょう。
サインは本人確認する以外にも、カード利用額の確認や支払い回数の確認をした。という意味もあります。
サインさえすればOKと考えず、金額や支払い回数も同時にチェックしておきましょう。
海外でクレジットカードのサインをするときは、やっぱり署名欄と同じ文字で書く!
クレジットカードのサインは、どの国であっても署名欄と同じ文字のサインをします。
署名欄の文字とカード利用時のサインが同じかどうか?を確認されるためです。
- 漢字で署名している→漢字でサインする
- ローマ字で署名している→ローマ字でサインする
訪れた国の言語でサインする必要はありません。
クレジットカードの署名欄を空欄にするのは絶対NG!不正利用されたとき補償をうけられない
クレジットカードの署名欄が空欄だと、不正利用されたとき補償をうけられない可能性が大きくなります。
「会員の義務を怠ったこと」になるからです。
署名欄への記入は会員の義務!カードが届いたら、すぐ記入しましょう。
クレジットカードの署名・サインに関するQ&A
クレジットカード裏面の署名を書き直したい場合、どうすれば良いでしょうか?
カード裏面に記載の問い合わせ窓口へ電話し、再発行依頼をしましょう。
法人クレジットカードの署名欄・利用時のサインは、会社名を書くのでしょうか?
社員用に作った追加カードについては、利用者(社員)の個人名を記入します。
家族カードの署名欄・利用時のサインは、本会員の名前を書くのでしょうか?
クレジットカード利用時、サインが必要ないのはどんなケースでしょうか?
- コンビニやスーパーなど少額決済のとき
- タッチ決済対応のクレジットカードのとき
- 暗証番号を入力するとき
このような場合、サインをせずカード決済ができます。
クレジットカード裏面の署名が薄くなったので重ね書きをしました。このカードを使っても大丈夫なのでしょうか?
カード会社に再発行依頼をし、署名し直しましょう。
クレジットカードの署名・サインのまとめ
- 署名は漢字フルネームで書くのが無難
- 署名に使うペンは、油性マジックまたは油性ボールペンがおすすめ
- カード利用時のサインは、署名欄と同じにすること
- 海外でサインする場合は、署名欄と同じサインを!漢字でも問題ない
- 署名欄を空欄にすると、不正利用されたとき補償をうけられない
- 署名を直したい場合は、再発行するしかない
クレジットカードの署名・サインは、本人確認のため&「カード利用額と支払い回数を確認しましたよ。」と認めた証となります。
間違った書き方をしないよう、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。